四谷新生教会

  • 牧師あいさつ
  • 集会の案内
    • 礼拝案内
  • こどもの教会
    • CS年間スケジュール
    • CSからのお知らせ
  • 今月の説教
  • 教会について
    • 新生会一覧
    • 教会員ブログ
  • アクセス
  • 幼稚園へ
  • Home
  • 四谷快談
  • 四谷快談No.145  お構いなく
2024
07Jan

四谷快談No.145  お構いなく

  • 四谷快談

 生涯で「自粛」ということをおそらく初めて聞きあるいは使ったのは昭和天皇崩御の時だったかもしれない。もう随分前からかの病状が逐一ニュースとして報道されていたから、まぁ近いんだろうなと思っていた神学校の4年生。あいにくインフルエンザで週末から寝込んでいて、1月7日は土曜日、開けて翌日代々木中部教会の礼拝を欠席。何せ「歌舞音曲」こそが「自粛」されていた訳で、同級生たちからは「礼拝自粛かぃ?」などと揶揄われたのを思い出す。代々木中部教会には南新宿か新宿の駅を使うのだが、伊勢丹などのデパートも喪章や半旗が掲げられ、通りも閑散としていたらしい。その世相を体験できなかったことが悔やまれるが、インフルエンザだ、しかたあるまい。
 そして2度目の強烈な「自粛」が3・11だった。印象に残っているのはテレビが毎日毎日被災地からの情報だけになり、民放特有のCMがおよそ4日間完全になくなったこと。しかも再開後はほぼ全部「ACジャパン」に乗っ取られ(?)たこと。テレビでのことが顕著だっただけで、「自粛」されたものは他にもたくさんあったのだが、10年以上経ると残る印象はどうしたって「ポポポポ〜ン」だけになってしまう。
 大きな震災や悲惨な自然災害などもこの間たくさんあったし、近いところでは「コロナ禍」も様々な「自粛」があふれ、さらに「自粛警察」などという摩訶不思議な現象まで起こった。
 と言いながら、ここまでわたしは「自粛」にカッコをつけて表記している。辞書でひいたら「自分から進んで、行いや態度を改めて、つつしむこと」となる「自粛」だが、これまでわたし自らが決意して災害や政変に「自粛」したことなど一度もない。他者から強いられる「自粛」なんてそもそも言葉の意味からしてヘンなんだけど、こういう時も悪貨が良貨を駆逐するのだな。
 この年頭「自粛」の強要が現れやすい状況になってしまったが、他者様からの「自粛」要請はご遠慮申し上げる。お構いなく。

1月14日礼拝のお知らせ

「起き上がらされて」滝澤 貢牧師

四谷新生幼稚園が紹介されました
ページ上部へ戻る

四谷新生教会

Yotsuya Shinsei Church

Copyright ©  四谷新生教会 All Rights Reserved.
当ウェブサイトでは Cookie を使用しています。引き続き閲覧する場合、Cookie の使用を承諾したものとみなされます。OKいいえ